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日本免疫学の歴史と発展に関する総説シリーズ「日本の免疫学(Immunology in Japan)」を出版

2010年8月22日より6日間、神戸にて第14回国際免疫学会議(ICI)が開催される。世界中の免疫学者が会し、基礎研究から臨床研究まで、最先端の研究に関する発表・議論が行われる。(04月28日 オックスフォード大学出版局株式会社オックスフォード・ジャーナル) 

ICIを主催している日本免疫学会では、本会議の開催を記念し、同学会の英文学術誌『InternationalImmunology』から、「日本の免疫学(Immunology in Japan)」をテーマにした総説シリーズを出版。日本を代表する免疫学者で、ICI会長である岸本教授が執筆した“Interlsukin6(IL-6):from its discovery to clinical applications”を始め、著名な日本人免疫学者による、日本免疫学の歴史と昨今の発展に関する総説論文が掲載されている(オンライン上で無料公開中http://www.oxfordjournals.org/our_journals/intimm/immunology_in_japan.html

岸本教授は、本論文で、現在ではIL-6と呼ばれるようになった分子に関して、基礎研究からヒト疾患における効果的治療までの一連のパラダイムを概観している。IL-6DNAをどう定義し、またその研究がIL-6抗体であるトシリズマブ生成にどのように発展していったか、という点について論じられている。

トシリズマブは、今では若年性関節リウマチやクローン病(限局性回腸炎)などの治療のために世界中で使用されており、また他の疾病への臨床治験も始まっている。ICIと「日本の免疫学」の総説シリーズが礎となり、今後の免疫学研究のさらなる発展につながるものと期待している。

2010年4月28日(GMT時間)公開、「International Immunology 5月号」掲載の“Interlsukin6(IL-6):from its discovery to clinical applications”は下記URLからフリーアクセスにて閲覧可。
http://intimm.oxfordjournals.org/cgi/content/full/22/5/347

また、総説シリーズに掲載されている論文(10論文)は、全て下記URLからフリーアクセスにて閲覧可。
http://www.oxfordjournals.org/our_journals/intimm/immunology_in_japan.html


【学術英文誌 International Immunologyについて】
「International Immunology」は、日本免疫学会の学術英文誌。世界中の分子細胞免疫学の実験的・理論的な研究成果を幅広く掲載している。

<創刊>
1989年創刊
<ホームページ>
http://intimm.oxfordjournals.org